【嫌われる勇気】幸せになれる方法、いっそう嫌われてしまえばいい

f:id:hummym:20200124232312j:plain

こんにちは、こちらはmmy huです。さて今回は、現在253万部を突破したベストセラー

 

「嫌われる勇気」

 

から学ぶ、簡単にしあわせるになれる方法を見ていきましょう。もっとも影響をうけたポイントをまとめてみました。

 

本書

 

幼いころから自分に自信が持てず、悩んでいた青年が、アドラーの思想の理解者である哲人者とともに、少しずつ自分という存在がどれだけ、影響を与えているのかを理解していく、対話形式で書かれた書籍である。

 

過去の出来事が今を影響している「原因論」とは、まったく正反対な、今自分がどうあるべきかを、考える「目的論」を具体的に説明している。

 

 

性格のせいにして、不幸を選択している。

 

 

Q「自分はこんな性格だから、好かれないんだ。」

 

 

 

と考えている人、アドラーの答えはこれです。

 

 

 

 

A「ライフスタイルを、自分で選択しているからだ。」

 

 

 

まず、アドラーが言っている

A、「ライフスタイルとは何でしょうか。」

ラフスタイルとは、

Q「人生における、思考や行動の傾向。その人が「世界観」をどう見ているか。まや「自分」のことをどう見ているか。これらの「意味づけのあり方」を集約させた概念が、ライフスタイルという」

 このライフスタイルとは、自分の性格、世界観や人生観をひとまとめにして考える思想

なのです。

 

書斎の具体例を使って説明すると

「わたしは、悲観的な性格だ」と悩みを持った人がいます。その言葉に「わたしは悲観的な ”世界観” を持ってる」と置き換えてみる。

 

問題は、私の性格ではなく、悲観的な「世界観」をもっている、わたし。なら、性格を変えるのではなく、”わたし”の世界観を変えていけばいいとなるわけです。

 

世界観なら、自分の性格を変えるよりも少しは、可能なはず。アドラーがいうには、「ライフスタイルは、10歳前後で自分で選んでいる」と見解しています。

 

でも、「周りの環境が、そうさせているわけで簡単には変えられないことだ。」

 

アドラー「問題は、過去ではなく今どうしていくが大切だ。」と

 

過去に囚われないで、今どのように変わっていくかを考えるべきだということ。ライフスタイルのように、変化するものであれば、”今”が大切と言ってるわけです。

 

 

 

性格のせいにして、不幸を選択している。

 

まず、自由を手に入れるなら「承認欲求を否定しろ」と、アドラーは言います。

 

「そんなことを、言われれても、、みんなに好かれたい。」

 

「みんなに嫌われないようにしよう。」

 

と、みんなが抱える問題なんではないでしょうか。そこで、嫌われることが嫌いな人は「お金があれば、何でもできる。自由だ」と。

 

それは、大きく間違っています。仮に、お金に困らない人生だとしても、それは幸福だと思えることができるのか。ほんとうの幸福は

 

「対人関係」にあるということ。

 

だから、アドラーは「承認欲求を否定する」といっているわけです。ただ、自分の好きなように、なんでもしていいわけではありません。人としての在り方にいきていけばいいわけです。

 

それに、対して嫌ってくる人は無視すればよい。「嫌われる勇気」も必要だということが、書斎にしるされています。

 

「あの人の期待を満たすために生きてはならない」

 

この一言は、グッときますよね。自分の人生を他人のために費やすなということです。

これも「承認欲求」に繋がってきますが、他人から評価されにいってはならないのです。

 

ユダヤ教の教えにこんな言葉があります。

「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のためにいきてくれるのだろうか。」

 

こんなことをよく聞きませんか?

 

生んでくれた親が、「〇〇大学にいけ」「〇〇に就職しろ」と小さい頃から言われ、親の期待に応えるために、必死に勉強して塾などにも通わされる。

 

まさに事例が、親の期待に応えるために、必死に努力する。それがすべてうまっくいても、「幸福だ」と思えるのでしょうか。あなたの人生自分が設計していくものだと、アドラーは言っています。

 

課題の分離

 

人間のすべての悩みは、「対人関係」にあるといわれています。先ほど紹介したことにも、すべて「人」が関わっています。では

「課題の分離とはなんぞや?」

 

「自分の課題と他者の課題をはっきりすること」

 

例えば、子供が勉強をしてくれない。だから親が責任をもって「勉強をしなさい!」と言わなければならない。いわれた子供は、嫌々取り組む

 

ここを「課題の分離」として考えます。勉強をするのは子供であって、親が「子供の課題」であって、そこに介入しないようにする。

 

「それは、子供のためにならない」

 

と思われますが、勉強をしなっかった子供の将来は、自分が起こした火種であって、他者が介入することではありません。親が、勉強をさせるといった行動は「自分の欲求のため」になり、ただの支配欲にあたります。

 

では、「ほっとくべきか」と言われたら注意が必要で、子供が自分から勉強に取り組むなら「サポート」をしてあげることが大切だと書かれています。

 

これにより、「対人関係の悩み」はかなり減るそうです。

 

最後に

 

「人はいま、この瞬間から幸せになれる」

「人間の幸福とは何か」

 

「他者に貢献する」

 

これはすごく簡単なことで、「あなたが他者から必要な人間だと」と思われること、また思うことです。自分の居場所を見つけることが出来れば、それだけで幸福だと思えるのです。

 

しかし、これもまた「承認されるための、貢献はちがうもの」と思っていてほしいことです。自由な人生かつ、人から必要と思われるような人生こそ、本当の幸せだといことです。

 

まとめ

  • 性格のせいにして、不幸を選択している。
  • 承認欲求を否定する。
  • 人のために人生を使うな。
  • 課題の分離をしろ
  • 今から幸せになれる。

といった具合でまとめてみました。このアドラーの思想はグッとくるよなこと、ばかりですごく面白い一冊でした。読んでみて価値のあるものなのでみなさんもどうぞ

 

hummym.hatenablog.com