【嫌われる勇気】幸せになれる方法、いっそう嫌われてしまえばいい
こんにちは、こちらはmmy huです。さて今回は、現在253万部を突破したベストセラー
「嫌われる勇気」
から学ぶ、簡単にしあわせるになれる方法を見ていきましょう。もっとも影響をうけたポイントをまとめてみました。
- 本書
- 性格のせいにして、不幸を選択している。
- 性格のせいにして、不幸を選択している。
- 「あの人の期待を満たすために生きてはならない」
- 課題の分離
- 最後に
- 「人はいま、この瞬間から幸せになれる」
- まとめ
本書
幼いころから自分に自信が持てず、悩んでいた青年が、アドラーの思想の理解者である哲人者とともに、少しずつ自分という存在がどれだけ、影響を与えているのかを理解していく、対話形式で書かれた書籍である。
過去の出来事が今を影響している「原因論」とは、まったく正反対な、今自分がどうあるべきかを、考える「目的論」を具体的に説明している。
性格のせいにして、不幸を選択している。
Q「自分はこんな性格だから、好かれないんだ。」
と考えている人、アドラーの答えはこれです。
A「ライフスタイルを、自分で選択しているからだ。」
まず、アドラーが言っている
A、「ライフスタイルとは何でしょうか。」
ラフスタイルとは、
Q「人生における、思考や行動の傾向。その人が「世界観」をどう見ているか。まや「自分」のことをどう見ているか。これらの「意味づけのあり方」を集約させた概念が、ライフスタイルという」
このライフスタイルとは、自分の性格、世界観や人生観をひとまとめにして考える思想
なのです。
書斎の具体例を使って説明すると
「わたしは、悲観的な性格だ」と悩みを持った人がいます。その言葉に「わたしは悲観的な ”世界観” を持ってる」と置き換えてみる。
問題は、私の性格ではなく、悲観的な「世界観」をもっている、わたし。なら、性格を変えるのではなく、”わたし”の世界観を変えていけばいいとなるわけです。
世界観なら、自分の性格を変えるよりも少しは、可能なはず。アドラーがいうには、「ライフスタイルは、10歳前後で自分で選んでいる」と見解しています。
でも、Q「周りの環境が、そうさせているわけで簡単には変えられないことだ。」
アドラーはA「問題は、過去ではなく今どうしていくが大切だ。」と
過去に囚われないで、今どのように変わっていくかを考えるべきだということ。ライフスタイルのように、変化するものであれば、”今”が大切と言ってるわけです。
性格のせいにして、不幸を選択している。
まず、自由を手に入れるなら「承認欲求を否定しろ」と、アドラーは言います。
「そんなことを、言われれても、、みんなに好かれたい。」
「みんなに嫌われないようにしよう。」
と、みんなが抱える問題なんではないでしょうか。そこで、嫌われることが嫌いな人は「お金があれば、何でもできる。自由だ」と。
それは、大きく間違っています。仮に、お金に困らない人生だとしても、それは幸福だと思えることができるのか。ほんとうの幸福は
「対人関係」にあるということ。
だから、アドラーは「承認欲求を否定する」といっているわけです。ただ、自分の好きなように、なんでもしていいわけではありません。人としての在り方にいきていけばいいわけです。
それに、対して嫌ってくる人は無視すればよい。「嫌われる勇気」も必要だということが、書斎にしるされています。
「あの人の期待を満たすために生きてはならない」
この一言は、グッときますよね。自分の人生を他人のために費やすなということです。
これも「承認欲求」に繋がってきますが、他人から評価されにいってはならないのです。
ユダヤ教の教えにこんな言葉があります。
「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のためにいきてくれるのだろうか。」
こんなことをよく聞きませんか?
生んでくれた親が、「〇〇大学にいけ」「〇〇に就職しろ」と小さい頃から言われ、親の期待に応えるために、必死に勉強して塾などにも通わされる。と
まさに事例が、親の期待に応えるために、必死に努力する。それがすべてうまっくいても、「幸福だ」と思えるのでしょうか。あなたの人生自分が設計していくものだと、アドラーは言っています。
課題の分離
人間のすべての悩みは、「対人関係」にあるといわれています。先ほど紹介したことにも、すべて「人」が関わっています。では
Q「課題の分離とはなんぞや?」
A「自分の課題と他者の課題をはっきりすること」
例えば、子供が勉強をしてくれない。だから親が責任をもって「勉強をしなさい!」と言わなければならない。いわれた子供は、嫌々取り組む
ここを「課題の分離」として考えます。勉強をするのは子供であって、親が「子供の課題」であって、そこに介入しないようにする。
「それは、子供のためにならない」
と思われますが、勉強をしなっかった子供の将来は、自分が起こした火種であって、他者が介入することではありません。親が、勉強をさせるといった行動は「自分の欲求のため」になり、ただの支配欲にあたります。
では、「ほっとくべきか」と言われたら注意が必要で、子供が自分から勉強に取り組むなら「サポート」をしてあげることが大切だと書かれています。
これにより、「対人関係の悩み」はかなり減るそうです。
最後に
「人はいま、この瞬間から幸せになれる」
Q「人間の幸福とは何か」
A「他者に貢献する」
これはすごく簡単なことで、「あなたが他者から必要な人間だと」と思われること、また思うことです。自分の居場所を見つけることが出来れば、それだけで幸福だと思えるのです。
しかし、これもまた「承認されるための、貢献はちがうもの」と思っていてほしいことです。自由な人生かつ、人から必要と思われるような人生こそ、本当の幸せだといことです。
まとめ
- 性格のせいにして、不幸を選択している。
- 承認欲求を否定する。
- 人のために人生を使うな。
- 課題の分離をしろ
- 今から幸せになれる。
といった具合でまとめてみました。このアドラーの思想はグッとくるよなこと、ばかりですごく面白い一冊でした。読んでみて価値のあるものなのでみなさんもどうぞ